
タイのフラッグキャリアである「タイ航空」は、「スカイトラックス」で四つ星に認定されているエアラインです。(2019年)
そんなタイ航空は、エアバス社が誇る最大の旅客機「A380」を保有しています。
日本では、2019年5月に全日本空輸(ANA)がハワイ路線に「A380」を3機導入して話題となりました。
今回は、バンコクから日本へ戻る際にタイ航空「A380」の2階席に搭乗する機会があったので、その感想を紹介していきます。
タイ航空「A380」搭乗

今回はバンコク(BKK)〜成田(NRT)のタイ航空「TG676便」に搭乗します。
朝8:00のフライトなので、早朝にバンコクのスワンナプーム国際空港へ向かいました。
天気も良く、朝日とA380に迎えられてテンションが上がります。
搭乗ゲートを通り、いよいよ「A380」に搭乗します。

搭乗して入口で迎えてくれるCAさんに搭乗券を見せると、「一番後ろの階段からお上がりください」と言われました。
1階のエコノミークラスの席を通り、一番後ろまで行くと階段があります。
タイ航空のカラーであるパープルの階段が2階へと続いており、テンションが上がります。階段がライトで照らされている感じも良いです。
エコノミークラス2階席
今回は、窓側の席「82A」を取りました。
一番後ろの席で、ちょうど真後ろがトイレとなっています。階段を上がるとすぐに自分の座席に着きました。

席はこのような感じです。
スクリーンはもちろん付いており、スマホの充電もできます。
スクリーンはタッチもできる上、スクリーン下に収納されているリモコンでも操作ができます。
また、写真を見ると分かるように、窓際に収納スペースがあります。
荷物を座席上の棚や前の座席の下だけでなく、この収納スペースに入れることができるため大変便利です。

「空港で搭乗前に追加でお土産などを買ったら、搭乗時に荷物が増えてしまった」という場合も、これだけ収納スペースがあるので助かります。
また、荷物を収納した後はこのスペースにものを置いたり、肘掛けとしても使えるのでエコノミーとは言えども普段より広く感じます。

座席からの景色ですが、2階席ということで普段より翼が下の方に見えます。
また、2階、更に一番後ろということで離陸時には少し揺れを感じます。
すぐ後ろがトイレのため人の出入りやトイレを流す音が気になる方もいるとは思いますが、後ろに席がないため座席のリクライニングを気にせずフル活用できます。
個人差はありますが、筆者は映画を観てしまえばトイレの音はそれほど気にならなかったので、成田までの6時間弱を普段より快適に過ごせました。
成田に到着後は2階席の一番前まで歩いて行き、そこから飛行機を降ります。
2階は1階に比べて乗客の数が少ないので、機内であまり待たずに飛行機を降りることができます。

成田に到着すると、ちょうど隣のゲートにANAのA380「FLYING HONU」がいました。
やはり壮観です。
タイ航空の「A380」、また2階に乗りたいと思いました。
エコノミーでも2階席!タイ航空A380(バンコク⇒関空)搭乗レビュー
おのださんという方のこちらの動画は関西行きですが、タイ航空A380の様子を紹介してくださっています。
本記事では紹介しきれなかった機内食などについてもお話されているので、併せてご覧ください。
おわりに
タイ航空は成田(NRT)、羽田(HND)、関西(KIX)、札幌(CTS)、中部国際(NGO)、仙台(SDJ)、そして福岡(FUK)とバンコクを結んでいます。
2階席というとファーストクラスやビジネスクラスのイメージが強いですが、タイ航空のエコノミーでも2階を経験できます。
タイ航空は日本各地で就航しているので、タイに行かれる際はぜひ「A380」の2階席を狙ってみてください。