
「Grab」というアプリをご存知ですか?
配車アプリ「Uber」や、日本でいう「Japan Taxi」のようなものです。
アプリでタクシーや車を呼ぶことができます。
この「Grab」がベトナムでの移動手段として便利です。
今回は配車アプリ「Grab」を紹介します。
「Grab」とは
Grab は、シンガポールに本社を置く「Grab Taxi Holdings Pte Ltd」という会社が運営する配車アプリです。
東南アジアで車やバイクの配車サービスを提供しています。
以前はベトナムでもuberが利用できたのですが、最近(2019年9月現在)ではuberは撤退してしまい、代わりに「Grab」が主流配車アプリとなっています。
(アプリでは英語表記となっており、日本語版は今のところありません)
「Grab」の使い方
自分のいる現在地と、目的地が決まればいよいよGrabの出番です。
アプリを起動しましょう。
まず、向かえにきてほしい場所(自分の位置)を指定します。
自分の位置はpinで指定するか、自分で入力して決定します。
(pinはGPSの関係でずれることがあるので、ホテルや店の名前など、
自分とドライバーの両方が確実に共有できる具体的な場所を指定するとよいです。)
目的地は自分が行きたい場所の名前を入力しましょう。
配車準備が整い、車を呼ぶと以下のような画面になります。
ピンが刺さっているところが、今自分がいるところです。
このように車があとどれくらいで到着するのか、地図上でわかります。
個人情報保護のため黒塗りしていますが、車の情報とドライバーの名前が表示されます。
また、ドライバーは5段階の☆で評価されています。ほとんどのドライバーが
☆4.5〜☆5と考えて大丈夫です。
筆者は何度もGrabを利用していますが、☆4以下のドライバーが表示されたことはありません。
車が自分の現在地に到着すると、到着通知がきます。アプリに表示された車両ナンバーと一致する車を探しましょう。
(大きな荷物を持っていると、ドライバーが車から降りてきて荷物をトランクに入れてくれます。座席のドアはタクシーのように自動で開かないので、自分で開けて乗ってしまって大丈夫です。)
基本的にはアプリで目的地がわかっているため、ドライバーもベトナム語で話しかけてきたりしません。
「Grab」を利用するメリット
Grabのメリットは、主に以下の3つだと思います。
- ぼったくりがない
- 目的地の共有が確実
- 支払いに時間をとられない
まず、「ぼったくり」がないです。
あらかじめアプリで設定された金額で車に乗れるので、タクシーのようにぼったくられる可能性がないことが一番のメリットです。
(ただし、有料道路を通る場合は通行料を上乗せします。)
次に、「目的地を性格に伝える」ことができます。
タクシーに乗ると口頭や地図を見せて目的地を示しますが、Grabを使えばあらかじめドライバーも目的地を把握しているため、違った場所で降ろされたり、道に迷ったりしません。
(それでもたまに間違えるドライバーもいますが、、、笑)
さらに、「自分が今どの辺りを走っているのか」、「あと何分で到着するか」
といったことも分かります。
3つ目は、「支払いがスムーズ」ということです。
Grabは支払いを「現金」か「登録したクレジットカード」かを選べます。
クレジットカードを登録しておけば、後日アプリを通して支払いがされるので、車を降りる際にドライバーとのお金のやりとりをせずに済みます。
しかし、場所よってはたまに「現金のみ」の場合があるので注意が必要です。
(支払い方法は車を呼ぶときに決めるので、確認してから車を手配しましょう。)
「Grab」の値段は
Grabの値段は、日本のタクシーと比べてとても安いです。
例えばホーチミンシティだと、空港(タンソンニャット国際空港)から宿泊や観光のメインとなることの多い1区まで、約30分乗っても500円くらいです。
ベトナムを訪れる前に、「Grab」をダウンロードしてクレジットカードを登録しておくことをオススメします。
